再手術までの1週間の過ごし方。長い廊下でのトレーニングとその後の地獄。

入院

入院して腫瘍切除までの7日間は、血糖値コントロールの為の入院である。
当初は、せっかくの良い機会なので各数値の安定化とダイエットを目指して
トレーニングと読書しようと思っていました。

ガン再発、転移と決まったわけじゃないし…

病院でのスケジュール

(入院される方へと言う小冊子を配られる)


このほか面会時間は13時から20時の間など記載されています。
このルーティンの合間は基本的に自由です。
病棟内であれば上下階への移動も自由。

上記の通りダイエットも考えていたので、合間の過ごし方は思ったより
悲壮感はなく、むしろ忙しくて充実していましたね!

前回の入院によって十分施設が分かっていますので、
どこでトレーニングするのか、

一人になりたい場合はどこがいいのか、
ある意味新人研修医より病棟内を知っていますから明確な計画が立てられました。

そして、
何より勉強しよう!と思っていました。
これから会社に頼らず、老後や病気になっても生活できる仕組みを構築して独立する為の知恵を身につけようそう思っていました。
それと、
ブログ記事作成も重要なスケジュールの一つ

ただし、手術前の下剤投入の日から手術2日後くらいまでの数日は手術準備と痛みなどで完全オフと考えて、それ以外の2週間は貴重な長い休暇と考えて無駄にできない。
前向きに捉えての入院でした。

今にして思えばすごい気迫!
病気をチャンスに変える強いかっちゃん

頭のトレーニング

勉強は、病室が静かであれば病室の角に椅子をおいて読書。分からない単語をスマホ片手に調べながら読破!
納得できないところは何回も読み直して覚えました。2週間で2冊を目標に精読した。

とても参考にならない程のスローペースです

トレーニングの間も覚えた単語でスピーチできるように唱えながら歩きました。

カッコよく言えばITリテラシーのアップです。
本当は、
記憶力が相当落ちていたのでその対策です。

元々記憶力は相当低いので…

入院中はテレビから少し距離を置いて活字を追いましょう。おススメです!

精神のトレーニング

ブログ記事のまとめは9階の眺めの良いラウンジで行った。
ここは広くて、手術を受ける患者さんの家族の待合室となるの
人の出入りが多い。
病室より賑やかなところで行い
集中力を高めるトレーニングとした。
今までの自分なら他人の会話に聞き耳を立ててしまって
作業にならなかった。

もう一つは、
ツイッターでツイートする事。コメントを見る事も今の動きに敏感になれるし、もっと苦しんでいる人の存在を知って強くなれました。
弱音を吐く場所としても活用できる強い味方となりました。
悲しい知らせもありますが、助言を頂いたり、こんな私のコメントが他の方の力になったりと、気持ちをコントロールする素晴らしいツールとなりました。

改めてフォロアー皆さんに感謝します。

これからもよろしく!

最後に入院経験者あるある第一位!

入院中は他の患者さんとのストレスも多い!
意外と過酷です。
広い特別室でない限りは理不尽な会話や、いびき、奇声などで、
眠れなかったり、たたき起こされたり結構ハードで自然に強くなっています。

その対策として、病院の売店での定番として売っています!

入院中はイヤープラグ(耳栓)で睡眠時間の確保。これはおススメです!

フィジカルトレーニング

お世話になった大学病院はとても広い!
直線で120メートル。
そして、日中も大学関係者以外ほとんど通らない東棟西棟を連絡する
長い廊下がある。
この大学関係者の書いた絵画や書道作品、写真が飾ってあり、キレイで清潔で明るく、車がすれ違うことが
できそうな幅もあります。


その上、非常用ボタン、AED(自動体外式除細動器。心臓が正常に動かなくなった時に電気ショックを与え正しいリズムに戻すための医療機器)が120メートルの間に2か所設置され、洒落た椅子があり、ストレッチャーも設置されています。


片側は、ガラス窓で3階にあるので眺めもなかなか良い!

そんな絶好な環境なのです。

そこでウォーキングを中心に、ジョギング、ダッシュ、前回の入院生活の失敗を生かし、各関節の柔軟性をアップさせるために、
柔軟体操と自重筋トレを行っていました。
病棟を抜け出し時折、館内放送で呼ばれたりしながら…
1日3時間はトレーニングを実施しました。

この時後述しますが、危険な前触れが発生していました!

胸が痛い!

でも我慢できるし、自分としては、精神的に不安定になっていた時期の運動不足が原因であると思い、医師や看護師に症状を伝えず、ただひたすらもっと運動して身体の改善をしなくてはいけないと反省していました。

そんな環境でなくても動けるようになったら、靴ひもを結ぶ動作も結構様々な部分のリハビリになります。
転倒防止にも役立つ!ので、

入院中は運動靴を用意しましょう。これはおススメです!

薬について

入院初日から血糖値が高かったので、久々の
インスリン注射の出番となりました。

2年振りに行うものですが、打ち方の注意点をを忘れていませんでした。
しかし、
病院内では看護師の方が打ってくれました。

ちなみに、糖尿病棟では自宅療養で打つためにも慣れておかなくてはいけないのでできる限り早く自分で打てるようにするために手伝ってくれません。見守るのみですよ!

しかし、このインスリン注射は3日くらいで終了しました。早々と血糖値が安定してきて
飲み薬だけで手術まで過ごせました。

食事の摂り方

そして、それに密接につながる食事の摂り方についてなのですが、これについては大きな改善点が見られたポイントです。
是非皆さんも実践してほしい点です!
手術の前後に食欲が激減するのは当然のことですが、食生活が元に戻ってしまっては糖尿病の克服は程遠いものになってしまいます。
そこで、
入院生活では時間が豊富にあるので、入院前から考えていたことを実践してみようと思いました。

よく噛む事!1回1回箸をおいて食べるのです。

妻にアドバイスされた事です。
30回噛むなんてよく言われていましたが、50回以上噛みました。

噛む事は部分入れ歯であったので、最近では更に噛まない食べ方になっていたと思います。
これによって、病院の糖尿病棟食でも食後の満腹感が少し得られるようになりました。

良し悪しは分かりませんが、食後に疲れを感じるようになりました。
時間がかかってしまいますが…

今までは何か食べている間に他のものを口に放り込んでずっと箸が動いていて、すぐに飲み込む。
お茶やみそ汁で
流し込み食べで満腹感を得ていたのです。

炭酸水も上手に活用しました。賛否はありますが、食前食中に150mlくらい飲んで満腹感を出しました。
食事の15分前からチビチビ飲み始めます。そして食中も少し飲みました。
自分にはこの方法が合っていたようで、他の分量でやってみたのですが、
 

  • 炭酸250ml飲んで⇒食べる⇒食事を半分残す⇒間食する
  • 炭酸500ml飲んで⇒食べる⇒食慾が減る⇒食事の合間にお腹が空いて間食
  • 食事中に炭酸を飲む⇒食べる⇒流し込んでしまう⇒食後苦しい

そこで、食前150ml飲む⇒食べる⇒食中チビチビ飲む100ml⇒食後ほど良い満腹感

病院の糖尿食を少し残す位の食べ方に変貌させることが出来ました。

満腹感を個人的に模索するのがダイエットや健康を考えた食事を取る上で重要な事!

まずしつこいくらいに噛む事!やっていない方は必ずと言ってよいほど食事で疲れを感じる事でしょう。

昔を思い出しました。学校で休職を食べれなかったクラスメイトがいました。満腹なので本当に苦痛だったのですね!
それを理解できずに居残り給食なんてさせたらいじめと取られても当然のことですよね!今の時代!

入院中は疲れるくらいよく噛もう。これはおススメです!

満腹感は手術後に劇的変化を見ることになります。その変化は必ず後述します。
お待ちください。

睡眠のとり方

これは快眠の方法とは捉えないでください。また別の機会にお話しします。

何時に布団に入って何時に起きるをいつも
規則正しく実践する事(ルーティン化)から、

それから細かく自分に合った心地よく目覚められる睡眠時間を割り出してみようと思いました。

病院での入院生活では強制的に消灯し、検温で起床となるが、正しい睡眠時間を割り出す良いチャンスなのです。
最長9時間睡眠時間が取れますので色々試してみました。

長く眠ればよいものでない事は聞いていましたから…

他の患者さんの多くが、昼間にガーガー寝て、夜に眠れないから眠剤をくれと訴える場面を毎日のように見ました。
苦しい生活の繰り返しとなっていました。悪いルーティンですね
退院したら普通の生活で午後9時に消灯の生活は難しいですが、私は午前2時消灯の今までの生活を必ず見直さなくてはいけないと改めて思いました。
気持ちの良い睡眠時間は個人差があります。妻と私では全く違います。たとえば、お風呂に入ってすぐ寝るのが妻の理想。私はすぐに寝るなんてできない。寝つきの良し悪しだって千差万別です。

以前にも言いましたが、先ずは寝付けなくても決まった時間に布団に入る事が大切なのです!スマホは厳禁!

習慣を良い習慣に変えていきましょう!

きっと科学的根拠はないとは思うのですが、
自分に合っているという思い込みと言うのも時として大切なのだろうと思います。

目的意識がないと入院生活は眠れない、食べれない、食べ過ぎなどが起こりやすい。日常生活に戻った時に適応しにくくなる!

入院中は睡眠時間の見直しをしましょう、これはおススメです!

 

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