糖尿病棟での出会い2!食は迷惑行為のオンパレード。今度はトラブルに?

入院

2日以降に糖尿病棟にて出会った人達です

学ばさせていただきました

糖尿病棟での出来事  面白い話パート2

勝手にライバル

 

強烈な速さで歩いている人がいました

歳は同じくらいで、
いつもジャージを着こなし長身でカッコいい!

どこから見ても憧れられる人

私はすれ違うといつも意識していました

「カッコいい!」

彼は面会の人も多く、
エリートサラリーマンなんだろうなと勝手な想像

エリートサラリーマン

私は昔から協調性のかけらもなく、仕事仲間の見舞客などほとんどない

いつも談話室で対応に忙しい彼

人生に差がありすぎます

でも、世の中はうまくできている!

唯一彼に勝てると思えたことは、

   家族の存在です

いつも来てくれた家族
これだけは彼もきっと私に大差をつけられたと思っているに違いない

圧倒的大差をつけた

私はそう思っている

何か勝てることがあるよ 気づいてないだけさ!
 

集中力の化身

 

この方はほとんど展望の談話室で会いました

必ず本棚の前に陣取り難しい本を見て、
手帳やパソコンにまとめていました

置いてあった本は表紙から
理科系の人であることがわかります

この人の姿を見て集中力というものが
分かった気がします

私には集中力という言葉が存在せず、
とにかく
周囲に気を取られ八方美人になってしまう

スグ眠くなり、なんでも中途半端…

この人のようにあることに集中できていたら
もっと成し遂げられたことも多かったのではと
思わずにはいられませんでした

 

キョロキョロせず、目線はいつも本にあり、
目線を外しません

集中力

その人をじっくり観察してみたのですが、
すごい大きな音がしても動じません

目線すら動きません

私は音の方へすぐに目が行ってしまう

関心は音の方へ行き、集中力が途切れる

 

しかし、
彼は大事なものを見逃してしまっているのではと、
大切な出会いを見逃してきたのではと勝手に決めつけ
自分を慰めていました

この人の姿はマネできないけど、
自分なりの集中の仕方、読書法、理解法、暗記法を
模索してみようと思い始めたのも
この頃からです

通りすぎていくものが多いのも世の常  
   世の中の全部は見れやしない
 
 

妙に病院慣れしている人

 

どんな世界にも「主」という存在がいます 

私の病室にもいました

痩せた長身の男性ですが、入院歴が長いらしく、看護師さんのごとく動き判断します

点滴の輸液ポンプ(管がつながっている小さい機械)がピーピーなると勝手に止めて機械を操作する。


計器

後で考えてみるとその処置は正しいようだ  

操作が間違っていたら何か不具合が生じていたろうから…

チューブを巧みに叩いたり、少し折ったり  

大丈夫?

看護師さんとの会話もなぜか同業者的会話

しかし、
見舞客との会話から職業はトラックの運転手さんらしい

 

入院のベテランは処置のベテランになっている

ちなみに
私は食後の食器の置き方や教授回診のことなどをこの「主」に
教えてもらいました

やっていることに不安はありますが、
人の為と思わず、
困っている人が目の前にいると
自然に動いてしまう人  

すごい善人

こんな人になりたいものだ

この人を見てそう思いました

   本当の親切を見つけた
 

飲食に関してはほとんどの患者さん

 

糖尿内科では、
食事制限している患者さんがほとんどで、
好き勝手に食べていたころと比べて
病院食は本当に寂しいものです

いつもの食生活がだらしなく、
大食い、早食い、不規則に食べるを
繰り返している人がほとんどです

命のために我慢しなくてはならないのに
麻薬のようです。

かつて、
実の母が糖尿病が主因で亡くなりました 
64歳の若さでした
私は母の不摂生を叱っていたのですが、
自分の母より早く死んでしまうかもしれない。
母からの叱咤が天国から飛んでくる!

「何をやっているんだ!バカ息子よ!しっかりしろ」

この病室の他の患者さんなのですが、
共通していることがあった 
勿論、すべてに共通しているわけではないが、
早食いと思っていた私が

スローイーターなのです。
私より3倍くらい早く食べます

冗談抜きで食べ物ではなく飲み物ですね。

 

ここから自分の変な部分も含めて書いてみます

いつもお腹がすいていたので、
においや音に敏感になります。
ほかのベッドの患者さんが何を食べているかが
手に取るようにわかります。
ポテトチップス、チョコレート、アメ…

音に対して「蛾」のように敏感になり
 匂いに対して「ゾウ」並みになる

しっかり寝ていたのに音で目が覚めます。
袋を開ける音です   

「プリッ」

食べちゃいけないのに我慢できないのです

ほとんど、我慢できる人や、身体が調整をしてくれる人はここにはいないでしょう

私も、ほかの人も夜行動をとります
   監視の目が多いので当たり前ですね

我慢できずに、その上
隠れず食べるのなら相当重症です

缶コーヒーのプルトップ開け、
炭酸ジュース開けの音は凄いです

ペット開け

開ける方もとても苦労しています 

「プシューッ」

と音が出ないように
ゆっくり開ける様子までが分かるのです

(自分もやっているから)笑ってしまいそうになる
 気を遣って開けている

 

そして、

いびきも凄い
自分もそうなのかと思うといつも横で寝ている妻に土下座して謝らなくてはいけない

いびきの苦情でベッド移動もあるらしい

 いびきの合唱コンクール
金賞受賞
   811号室

糖尿病の私からのメッセージ

 

人間、欲というものに打ち勝つには
相当のパワーが必要です

この欲がない人も存在しますが、生きていくバランスが取れているかと言うと
?をつけざるを得ない

欲求はある程度必要認め、
共存していかなくてはならないのだと思う

夜遅くまで起きていると手持無沙汰になって飲食してしまう

早く寝ることで睡眠時間を確保できるし、食べなくもなる
眠りやすくなる工夫をしましょう

猫安眠

これから調べて配信する予定です

今では何十年もしたこともない昼寝を導入しています

午後に眠くなることがほとんどなくなりました

仕事の面からもいい事ですね

盛んに一流アスリートも睡眠を重視しているぞ!

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