手術の次の日
予定では起き上がって、立ち上がるまで行う予定でした
しかし、朝から体に異変を感じました。
焦った!
朝から身体がおかしい!痛みと戦う中年戦士
朝起きてすぐに左半身にしびれを感じました。今までになく激しくしびれます。
左足も動かない!
凄く焦りました。すぐさまナースコールを探し即プッシュ!
看護師さんにこのことを伝えると、すぐさま医師が駆けつけてくれて、考えられるのは痛み止め用のチューブが原因でしょうとのこと。
私のイメージの中では背中に繋がっている針が神経などに干渉しているのかな?という認識です。このままマヒが残ってしまう可能性を伝えられました
私はその話を聞いた上でその管を外したら?と聞くと、これが原因ならば麻痺は取れるでしょう。しかし、麻痺が取れない可能性もあるし、痛みが相当来ますよと予想通りの答えでした。
この管は痛みが襲ってきたら鎮痛剤を投与するための管。それを外したら…
痛みがどれくらいあるかなんて未知の世界ですから、即答で、

外してください
と伝えました。医師の結論は、私の意見を尊重し、外すことに同意してくれました。
外科手術の直後に一番効果的な鎮痛剤を絶つとどうなってしまうのか?どれだけ苦しくなるのかなんて分からないですよね?
私は分かります!経験者だからよく分かります
変な自慢できますよ!
麻酔のない時代の人達は…壮絶です!
痛みを言葉で表現しますと、不定期にお腹と背中がつるような痛みです。
のたうち回るといいますが、のたうち回れないのです。固まってしまいます。
どんな姿勢を取ってもダメ!呼吸を工夫してもダメ
大人が涙を流して懇願します
「痛い―」「あーっ」「何とかしてよー」声になるときは叫びます!「あーっ」 😯
それ以外は声も出せず耐えるのみです
看護師さんもどうすることもできず、優しさもありません。
声はかけてくれますが、さっとほかの患者さんのところに行ってしまいます。私にかかりっきりになるわけにはいかないのです。
次に来る痛みが怖いのです。ずーっと続くのではなく不定期に来るのです。すぐにきたり、20分ぐらいこなかったり…
この経験はとてもレアなのではないでしょうか?
医師も看護師さんも他人の痛みを間近で診で自分でも経験して、教養として学んでいるでしょうが、その道のプロでさえも感じて理解できない部分もあるのです。
知識でしか存在しない部分。
どれだけ痛いのか! 😥
私も仕事をしていて自分で言っていることが知識としては分かっているのに、体験したことがなく…
自分で言ってて、自信の持てない事ってありますよね?
世の中そんなことは多いと思います
人の体験談をそのまま自分で経験したの如く、伝えている時がある
医療従事者ならばそれは「痛み」なのでしょう
勿論多少の痛みは体験しているでしょうが
妻が目撃しているので
その尋常ではない痛みで
苦しんだ旦那を見た証人になりますよ
痛みの考察 自流痛みランキング
参考に、私が過去経験した痛みを思い出してランク付けしてみると、多くの面で参考になると思います。
ではご紹介します
お付き合いください
第5位
小学校2年生の時、同級生に石を投げられ後頭部に命中!頭がキーンとなり、本当に頭が真っ白になったことを覚えています。
自宅の目の前の出来事で、すぐに家に入り後頭部を触ると濡れていました。
そう!出血です。流血で母親をビックリさせました!
近所の病院に直行。頭に包帯を巻いて帰りましたが、不思議と痛みを感じなかったのです。
第4位
小学校5年生の時、鬼ごっこ中にドブに転落して右手を骨折しました。
痛みと言うよりシビレを覚えていて、すぐに家に帰って汚れた服を着替える時に痛い右手でシャツのボタンを外そうとして全く動かせず、
左手で外せばいいじゃん!なんて冷静に考えたことがありました
ちなみに片手で自転車をこいで病院に行き医師に怒られました。帰りはギブスで固定され自転車で内緒で帰ったのを覚えています
たくましい子供だったなー!
第3位
次に体験したのは、中学1年の夏休みにプラモデル作成の最中に薬指の先端をカッターで切断しそうになった!
これは指先が取れてしまうくらい(7∼8ミリくらい)
血を止めようとしましたがなかなか止まらず、家族が誰も居なくてとても焦りました 😥
痛みは心臓の鼓動が、血液の流れが意識できるドクンドクン!このリズムに合った痛みが襲ってきました!ズキンズキンの方が近いですね!
何とか病院に行かず親に心配をかけまいとて少し伝えただけで、夏休みということもあり何とか乗り切ったイメージです。何とかくっつきました。しばらく痛かったー
強い子供だなー
第2位
結婚してから尿管結石を体験しました。35歳の頃です。
背中が少し痛くなり、筋肉痛で、風呂に入って温めたら治ると思い、湯船にどっぷりつかって一旦楽になったのですが、
だんだんまた痛みがひどくなり、湯船から出られない状態になってしまい妻を呼びました。
救急車を呼ぼうとしましたが、父がいたことと、少しだけ動けたので救急車を呼ばずに自宅の車で病院に向かいました。
痛みは車のシートから転げ落ちるほどで、のたうち回りました
ずーっと重いものを背中にのせている鈍い痛みとチクッと一点を指す感じが同居します
救急病院に到着して受付の人が私の状況を見て早く診察できるよう配慮してくれたほど苦しんでいました。
この時点で痛みは腰の方に下がっていました
診察室にすぐ呼ばれて医師に状況を伝えると
速攻で、

尿管結石ですね!血尿出ましたか?
この医者何言ってんだ?
こっちは背中と腰が痛いって言ってるのに、尿管結石なんかじゃないよ!
口から出そうになりました。少し楽になって奥のベッドで横になって何か治療をしたと思うのですが(記憶が曖昧です)急に尿意をもよおしトイレに向かう
いきなり解決!ドバーっと血尿が出て同時にチャリンという音
オシッコと一緒に石が出てきたのです。痛みもすぐになくなりました。
後日再診察を受けましたがそれ以来20年間一度も結石らしいことはありません。
あの時痛みの勢いで「このヤブ医者どこ見てんだ!」って言わなくてよかった
やはりプロの仕事ですね!
第1位
ぶっちぎりで今回の入院激痛事件が一番痛いです。
調べてみると私の体験のような記載は見当たりません。しかし、現実に体験者なのだから声を大にして言いたい。
凄い!私のランキング第2位の尿管結石はどのランキングでも上位ですが、それよりはるかに上です
思い出せないくらい、
記憶がぶっ飛ぶくらいです
気が狂わんばかりで動いても動かなくても陣痛が襲ってくる
麻酔を外すというのは、
通常の手術中の麻酔とが違って、終わった後の痛みを抑えるために繋いでおいて痛み出したら痛み止めを投与する。そのラインを残しておくのです。
しかし、
私の場合は前記の通りシビレや麻痺の原因と思われるラインを外したのです。
表現が適切でないく、間違っているかもしれませんが、皆さんにもご理解いただけると思うのでこの表現で勘弁してください。
結果的にはこの判断は正しかったのではないでしょうか!
もしマヒなどが残ったら仕事復帰は絶望的で、それどころか、やらなければならないことを見つけていたのだから生きる気力を失っていたでしょう。しかし、痛みの壮絶さが理解できていれば少しは考えましたよ!
これは相当のギャンブルでしたね
相当の賭けです。
麻痺が激しく残っていたら自分から死を選んでいたでかもしれません。
勝てたから言えることですが…
しかし、
私の経験はよくあることなのか、もしかしたら医療ミスなのかもしれないし、この文章で判断できる方がいたら教えて下さい。
でも、何か行動を起こすつもりではありません。医療スタッフは全力で私を助けてくれるべく行動してくれたのです。決して手を抜いたわけではない
私の考えはこうです
手術説明の際にある、死亡や後遺症に至る数パーセントのレアケースに該当したのかと思っています。
そのままの状態でも麻痺など残らなかったかもしれません。
手術する方は様々な痛み、処置方法、ありますから参考にしてください
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