退院の日 新たな船出の日に感じる衰弱した自分!もう祈るしかなかった!

船出入院

病院内での事

昨日の思いがけない自分の一面を見て、

これ以降の人生を充実させられるかもしれないと、

以外にも爽やかに目覚めた朝でした

退院当日の朝

朝から落ち着かず退院のための準備を始めています。もうほとんど昨日の段階ですぐ出られるくらい終わっている…待ちきれません!

最後の診察を終え医師からもGOサインが出ます

サムアップ

朝食後に9階ラウンジで30分くらい患者さんと雑談していました。その途中、看護師さんにこの患者さんが呼ばれて雑談終了。この時まったく予定はしていなかったのですが、

お世話になった病院を一周回って見たくなりました。

パジャマのままのスタート! 

もう1,2階は診察を待つ人で溢れています
毅然とした受付の女性は相変わらず、ぶれない力強さを感じさせてくれる
医師も広い病院内を忙しそうに動いている

いつもの喧騒が始まっている。

 

建物内部だけでなく、外側から外観を見たくなった。

玄関から出ようとすると、ガードマンに止められます。
事情を話すと敬礼して「失礼しました」と言って出してくれました。

よくできたセキュリティーだ!

こんなでかい病院だったんだ

見ていたようで全く見えてない事や、

何事も意識しないと分からないものなのだと改めて思う!

 

病気をして相当大人になったじゃないか!
悪い事ばかりじゃない。そう思えた!

 

心の中で「お世話になりました」と言いながら散歩を続行します。

感謝はしますが、ちょくちょく患者として顔を出す場所ではないですよね!
また来ますという言葉が似合わない数少ない場所なのです

糖尿の治療でお世話になった違う病棟、検査室の長い廊下、よく昇った非常階段、憧れの食堂、よく通ったファミマ、他の科の診察室、手術室等。

それぞれエピソードがあって、瞬時に思い出されます。

非常階段

ひと回りしたころには妻が病室に到着して待っていました。
荷物整理はほとんど終わっていたので、荷物チェックと退院手続きの確認をしていました。手続きについてもほとんど終了していたようです。

入院の会計報告

ちなみに会計収支を報告しますと(実費概算です)、私の年収550万くらい

糖尿病の入院  7日間  約75000円

大腸ガンの入院  11日間  約40000円
3割負担です。大腸ガン請求が多いと思ったのですが、同じ月の入院で先に糖尿病の入院で支払ったので大腸ガンでの月末の支払いは少なかったのではないでしょうか?

会社、保険会社提出用診断書 1枚5400円×4
休業補償関係提出書類 1枚5400円
腹帯、浴衣等備品購入  約7000円
これらは10割負担です

限度額適用認定申請をしていたので、1か月で約9万円以上は請求されませんでした。
なお収入によって個人差があるようですのでお確かめ下さい

請求額については
最低でもこの5倍は必要と考えていたのでとても安い印象でした。

この後の抗がん剤治療の収支は後ほど報告いたします

 

妻と色々話しながら手続き終了を待っていました。1時間ほどして、手続き終了を事務職の方が伝えにやってきました。

    さあ、退院です!

スタッフに片っ端から挨拶しました。お世話になったならない関係なく挨拶!ほとんどのスタッフは忙しそうに駆け回っているので不在でしたが、よろしくお伝えくださいとメッセージを託し、9階を後にしました。

しかし、
外界に戻る前にやるべきことがありました!

念願の食堂に立ち寄ることです。

昼時間を過ぎていたのですぐに座れました。

がっつり食べましたと言いたいところですが、軽食で妻とお祝いして…

その後院内のドトールコーヒーに寄ろうかと妻に誘われましたが、早く帰りたかったのでコンビニでコーヒーを買うことにして、病院を後にします。

振り向いて再び全景を見て、

  妻の見てないところで一礼!

挨拶猫

またお世話にならないようにと誓うのでした

また来たらスタッフを裏切ることになるぞ!

病院から出てきたぞ

 

曇り空でしたが、少し冷たい風が爽やかなスタートを作り出してくれます。

ダメージ分析

まず妻の運転する車の助手席に乗り、発進していきなり感覚に違和感を覚えました。昔から車酔いする方なのですが、乗ってすぐに症状が出始めます。

 

気持悪る

 

更に車酔いの症状がひどくなっています

車で15分くらいの距離ですが、途中でコンビニ休憩をはさんでコーヒーを買って帰りました。

変わらず気持ちが悪かったですが、
   知り尽くした道も新鮮に映りました。

降りて最初の愕然タイムが待っていました。

自宅の階段で激しく息切れします。今まで感じたことがない息切れ!病院でも階段の上り下りを行っていたのに…

疲れた猫

家に入ってすぐにソファーに座り込みます。

一息ついてから布団は敷いてあったのですぐに横になろうと寝室に向かいました。

横になろうとしたら第二弾の愕然タイム!

今まで電動ベッドの補助で寝起きやすかったのですが、横の手すりもない。

寝起き自体が激痛が伴い辛い。

妻はその姿を見てどう思ったのでしょう?私より不安になったのではないでしょうか?

子供たちにこの姿を見せられるのだろうか?どう向き合うのか不安が増長します

ダメージは予想を超えていた…

我が家では子供たちは小さい頃からベッド生活ですが、私たち夫婦は布団生活なので

寝起きになれるまで3日くらいは慎重に寝起きしました。

横になる時間が多いので、妻に任せていましたが、我が家の経済状態を心配しました。
ガン保険がどのくらい機能してくれるかがカギとなります

何とか立て直さなくては…

夕方になると
子供たちが帰ってきて妻に促されたのか一人一人声を掛けに部屋にやってきます。

何か照れ臭かったですね!

妻が退院祝いとしてケーキを作ってくれて、快気祝いをしてくれました

やはり我が家が一番!!

帰宅初日は何もできず横になって休ませてもらいました

いよいよ自宅療養開始!

祈り

これからの事を祈るしかありません

 

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