腫瘍マーカーは癌の万能監視員?おすすめ検査結果待ちの間の過ごし方!

プール監視員大腸がん

全く腫瘍マーカーの知識がなかったので、初めての検査の前にどんな検査なのか調べてみました。

採血シーン

 

腫瘍マーカー検査とは?

体内に腫瘍ができると、酵素やたんぱく質が作られ数値に出る。それらを腫瘍マーカーと呼ぶようです。

部位別のガンに対応する腫瘍マーカーが何種類もあり(例えば、AFP、 CYFRAなどあり)、

私の場合は

CA19-9/CLIA

CEA/CLIA   の2項目について調べています。

大腸ガンについての代表的項目のようです。

担当の医師にはいつもこの数値の事だけについて説明されます。

詳細はこちらのページが詳しく記載しております。

ん∼なるほど!納得!一生受け続ける検査なのだと気が引き締まります。

いつものように採血して終了!

 

この検査で数値に異常が見られたら転移が決定的かと思い、看護師さんに質問したら、

腫瘍マーカー検査で数値に異常が出たらすぐに連絡してくれるんですか?

数値が高くなったからと言ってすぐ転移したわけではない
ので連絡はしませんよ。

と言われました。

ちなみに、数値が著しく高くなったら、血液検査、CT検査、PET検査を行い診断されるそうです。

1週間後に結果を聞きに行くようにして病院を後にしました。

 

あてにならなそうだと思っても深刻になって帰路につきました。

一人歩く

腫瘍マーカー結果待ちの1週間

少しづつ元気が戻り始めて、治り始めている喜びを感じていたのですが、

この腫瘍マーカー検査で、ガン患者であることに引き戻されてしまいます。この数値でその後の病気の進捗状況が分かるらしいのです。

ガン再発を意識せざるを得ませんでした。
これが一生付きまとうのかー!

この1週間で多くの事が頭をよぎりました。ある程度体調が回復した状態ですから頭のキャパは少ないけどフル回転します。

良い方向にはなかなか考えられませんでした。

リンパ節にも移転していてそこも切除しているわけですから、素人目にも自分は転移しやすいタイプなのだろうと考えていました。

だから、

他の臓器に転移するのも早く、頭が痛ければ脳に転移したか?と不安になり、他の部分が痛ければマズいと思い、不安を増長する要素ばかりでしたね!

TVのワイドショーの芸能人のガン患者の方がガン転移して治療するニュースをよく目にしていたので、私もそうなってしまうのかと短絡的に結びつけてしまう事が多かったです。

体調は快方に向かっていましたが、完璧とは言えずネガティブにしか考えられません。

また手術か!抗がん剤か!大腸以外に転移したら絶望的だ!

暇さえあればこんな事ばかり頭に浮かんでくる1週間でした!

腫瘍マーカー検査結果待ちの不安解消法は?

そんなマイナス要因だらけの時期に私はブログの配信準備に入り、全力で準備にあたっていたので珍しく集中し、落ち込むことが少ない結果待ちとなったのです。

病気の事を題材にしながらのブログ作成準備でしたが乗り切ることが出来ました。

今でもこのブログ作成はメンタル面を多くサポートしてくれています。

何か目標があって集中できれば不安を消すことが出来ますね!

ただ、ツイッターからは逃げていました。仲間から腫瘍マーカーというワードがどうしても出てきますからね…

考える時間を極力持たない事が大事!

プレッシャーを感じないためにも他の事に目を向けた方が良いでしょう。

例えば私は、

  • ブログを立ち上げ作業
  • ゴルファーの練習
  • ギターの練習
  • ウォーキング
  • ファッショの勉強
  • you tubeやTik Tokで動画を延々と見る      

犬ジャンプ

 とにかく指先や身体や目を動かしました!リハビリにもなる!

何かにのめり込むことが大切!
逆療法として
あえて腫瘍マーカーについて掘り下げてみるのも良いかもしれない!どうしても頭から離れず不安な方は
ガンガン調べて医師より知識を身に付けるも良いでしょう。

検査結果はどうだった?

さて、今回の検査結果は数値的異常は見当たりませんでした
医師の言い方からして全く心配なそうです。

そして、
検査直後の看護師さんの一言や、他の情報を総合してみてもあまり不安視しなくても良いのではないかと思えました。

結果待ちがストレスにならないように参考程度に考えましょう。

初の腫瘍マーカー検査で分かったことは、

医師や看護師さんの対応速度を見れば病の進捗がほぼ把握できるということです。
次を急いでいたら緊急性あり次を急いでいなければ緊急性なしなのではないでしょうか!

そう言えば、大腸ガン発覚の時も最初は大学病院への入院は1か月後しか予約が取れないと言われたのですが、

会計待ちの間に、
「明日大学病院の予約が取れので行ってください。」と急に診察の予約が取れたのです。そして、すぐに入院が決まりました。

急いだ方がいい事が手に取るように分かり、病気の重篤性が知りたくなくても十分伝わりました。

そしてその二つを比べてみると、
最初のガン発覚より、再発の可能性ありの方がプレッシャーが大きいです。

何故なら、それまでの大変さを一度経験しているからです。あのような入院手術、抗がん剤治療などもう一度経験したくはないですからね!

腫瘍マーカー検査の位置づけ

良く調べると、この腫瘍マーカー検査は、

早期発見は無理
どこにできたかまでは分からないらしい
なにも異常がないのに数値が高くなったり、その逆もある
私の経験から病院関係者が熱心でない

等の情報がありました。自分の経験を加えて

結論!

受けなくてもよい検査なのではないか!レベル!
落ち込むな!参考程度に考えよう!

冒頭に一生受けなくてはいけないと書きましたが、この検査を受ける事に強制力はありませんので自己判断で止めるのもありでしょう。

しかし、ガンの怖さを知っている患者だからこそ受け続けるのだろう。安心感を得るために!早期発見の可能性のあるモノには少しでもすがりたいもののです…

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