手術とは切っても切れない麻酔
何でもいい加減に聞いてはいけませんよ
そんなお話です
麻酔科医説明までの道のり
麻酔の説明は
手術の説明と別の日に行われました
手術の前々日のことです
一階に手術部があり、そこに呼び出されました
この説明は私一人だけで参加しました
頼りないですが…
一階の手術部のことはよく知っています。ウオーキングで何度も前を通過していたのでなじみの場所なのです
中はどんな構造なのか?少し期待していました
横開きの重そうな自動ドアを大きなボタンを押して中に入ると意外な光景が広がっていました
手術室の全貌
ここでこの内容を書くのは、手術の時はもうストレッチャーで運ばれていくので、手術室の全てを冷静に見たのがこの時だけだからです
想像では手術室は完全個室で数個あるものだと思っていましたが、
中央に横幅3メートルくらいの長い廊下があって、両サイドに手術室が数か所、大小10か所くらいあったと思います
床が汚れたら洗い流せる構造でした。
とても暗い印象が残っています。当然、手術をひとたび開始すれば照明がしっかりと点灯し明るく照らし出すのでしょう
不気味の一言
とても寒かったイメージが残っています
真ん中を通路として機能させ、人の出入りや機材の搬入などが効率良くできる配慮からこのような構造になっているのでしょう
その入り口にある個室に呼ばれて説明開始となりました
少し緊張感が出てきた
麻酔の内容説明
10∼15ページにまとめられた小冊子に書き込んで説明します
この小冊子はどの部位でも手術をする患者さんに渡すもので、私には関係なさそうなことも多く、ペンで削除しながら進んでいきました
麻酔の目的
言われるとその通りだが、痛み止めだけだと思っていた
麻酔の内容
確認のため名前などの詳細を質問します
そして、測定の機材を取り付けます
全身麻酔で行います
手術中動かないように筋弛緩剤(筋肉に力が入らないように)を打つ
呼吸が止まるので、人工呼吸器にて呼吸管理をする。そこで、チューブを肺の方まで入れる
等の内容と手順が記載されている
このように適時、さし絵が入る
麻酔中のモニター、輸血
麻酔医が体温、心電図、動脈圧などをモニターにて管理することについて
手術中に出血などのやむを得ず血液製剤を輸血することがある
麻酔の偶発症、合併症、その対応
麻酔で起こりうる合併症
記載例として 心筋梗塞、脳卒中、気管チューブの出入りの際に歯が抜けるなどが1万人中何名と記載されている
麻酔で偶発性などのハプニングが発生したら、あらゆる医学的処置をします
そして補償はしない
あなたの保険を適用する
偶発性などの語彙説明が適切に散りばめられていてわかりやすい。しかし、画数が多い漢字が沢山使われている印象
麻酔法の選択等
方法は、全身の状態により麻酔医が決める
患者が希望を言うことも可能
麻酔の種類
まず麻酔には数種類ある
私は全身麻酔で手術を行うらしい
上記の通り、呼吸のコントロールをするので喉の奥までチューブを挿入するのです
ドラマの手術シーンでよくみられる口に当てるあのマスクみたいなものです
その中に、喉の奥まで結構太いチューブを入れるのですが入れ歯の私は少しややこしくなったのでした
そのために歯科医師に治療して頂きました
歯科治療と歯科医師の重い言葉
歯を大切にしたくなりますよ
具体的方法が記載され、麻酔医の説明はイメージしやすかったです。そして、本当に現実でしたね!
一番印象的なのが、「効き始めますよ!」の次の瞬間に手術は終わっていてベッドの上にいますからの一言!
「ウソだー」と思っていましたけど現実は本当で、もっと一瞬で終わっていました。
やはりその道のプロの言うことは真実ですね!
あとは、手術中に麻酔が切れた場合や、効き過ぎた場合、後遺症が出たらと説明事項は多岐に渡る
1万人に0.81人とか数字が多く、数字で安全性などを表示して納得させる感じです
説明は以上ですが、麻酔医の「お任せください」の一言で
緊張感は和らげられて終了しました
後述にて麻酔で手術後にとてつもない体験をします
激痛との闘い!麻酔を外したら
「痛て―ーー」激ヤバ激痛体験!殺す気か!
レアな痛みの体験です!見てください
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