手術当日 静かに進行した一日 みなさんお疲れさまでした!大腸ガンと決別した日

大腸がん

  まだまだ静かな一日です

まずは、朝から糖尿科の先生が心配して顔を出してくれました。引き続き血糖値の測定をしていたので見せたら安定しているとお墨付きをもらいました

血糖値の面からは手術実施可能とのことでした

いよいよ手術当日の朝

いつものように6時30分起床

緊張感はまるでない!
前日からの手術用の食事と点滴、絶食ですでに元気が出ない

しかし、同意書の中の記載を読み返して数パーセントの失敗確率が目に止まるのだが、不安はほとんどなし!とても信頼しています。
これだけのスタッフに囲まれてダメなわけないじゃないか!
      そんな感じ

手術は午前9時00分開始予定

8時00分から準備を始めます

午後1時00分手術終了予定

手術することは子供達には知らせていませんでした。長女の修学旅行と重なっていたため心配をかけないように配慮したつもりです
手術が終わってからゆっくりお土産話を聞かせてもらおう
終わってからの楽しみが増えました

一応、妻が数日前に気を遣って子供たちを連れてきてくれました。
だから、心の準備も整っています

看護師さんが慌ただしく出入りして準備について何回も確認しに来る

浴衣やタオルを数枚用意して手術室に持っていくって、汚れるということ?出血?そんな連想を直球でしてしまった
全ての備品に名前を書いたかチェックを行うも、タオルに書いてない事を看護師さんに指摘された!さすがプロだね!油性ペンまで持っていてすぐに差し出してくれる。

  プロは無駄な動きを嫌う  

 側面から勉強させてもらいました。

お腹は絶えずグーグー活発

緊張感のほとんどないまま時間は経過します!

私は手術が初めてなのでお腹にメスが入るということの実感が全くなく、数時間後から始まる長い戦いなど想像することもできませんでした。

  改めてこれは書きたいと思います
   手術は単なる通過点なんです
     長い戦いの始まりなんですよ!

 

手術室への準備と出発

 

身体の中はほとんど空っぽで手術の準備は万端です。手術室に持参しなくてはいけない物も全部そろった。
手術に関しての不安は皆無だった。

しかし、
家族の顔が浮かんでくる。朝早くから妻と義理の両親が駆けつけてくれました。みんなの顔を見て緊張し始めたのを感じました

看護師さんがやってきて準備を始めましょうと動き始めた。
まず、

弾性ストッキングをはきます。

弾性ストッキングとは医療用のもので足に圧力を加えて血液の流れがよくなるらしい。いろいろ種類はあるみたい。

それから、
浴衣に着替えて入れ歯を外しました。

いよいよ緊張感が湧いてきた!

ストレッチャーに横になり妻と両親の見送りを受ける

そして、妻が手術室までついていこうとすると、9階エレベーター前で、付き添いはここまでですと注意を受けた。

妻は私の手を握り、「頑張ってね」と声をかけてくれましたが、
この時実は相当ムッとしていたそうです。

ここまでしか見送りできない事を知らなかったからです。後々聞いた話では、手術室までついて行けると思っていたのにエレベーターホールでストップをかけられ…

私から見たらどうでも良いことに思えたのですが、妻から見たら、もし手術の失敗などが発生したら
話すチャンスの最後になったかもしれないのだ!

なるほど

妻の愛情を感じました!

どうでもよい事でなく、私からも最後になっていたかもしれないのです

どこまでついて行けるかチェックしましょう

ストレッチャーで運ばれる最中も看護師さんが盛んに声をかけてくれます

すぐ終わりますからね

何かお伝えしておく事ありますか?

など、緊張させないよう配慮してくれました

    ありがとう!

 

例の大型自動ドアが開いて、手術室に入ります

手術室はとても冷たいイメージです。実際涼しかったですが、室内や手術着などでブルー系の色なので寒々と感じたのでしょう

浴衣一枚ですからね

 

手術台に横たわり麻酔の準備が進んでいる

仰向けになって手術するのかと思っていたら違う姿勢で行ったようです。
聞いた話によると、右手を伸ばして横たわった姿勢で行いました。
そのままの体勢で4時ずっといることが、その後の生活に多大な影響を及ぼすとは思いませんでした。

その後遺症か、以前から五十肩の症状のあった右肩に激痛が残りました

手術後一年以上たっていますが完調とは言えません
   時折右肩に激痛が襲います!

これは選ぶことができないものでしょうが、
手術中の姿勢は自分の症状からどのような影響の可能性があるか質問してもよいのではないでしょうか?

元々痛い個所があったら伝えておいた方が対処の仕方も変わるかもしれませんね

 

ここから麻酔が効き始めると目覚めるまでは夢の中でした。
正味4時間予定道通りに終了しました

目覚めるまでにプラス1時間

言われるより100倍早く感じました。
大げさでなく
本当にあっという間でしたね!

この写真は私の尊敬する方のマシーンです。速かったのです!

一瞬の出来事でした。麻酔医の言っていたことは本当でした

一瞬で意識がぶっ飛んで、目が覚めたらたくさんの管に繋がれた自分に再会できました

 待っている家族は相当疲れるでしょうね…

手術終了とその後

意識の戻った自分は、足のマッサージ機や点滴、背中に何かのチューブ、おしっこのカテーテル、心電図の配線等、色々にぎやかにつながっていました。

    重症感出てます!

このまま安静にしてこの日は終わりです。痛みも動くと激痛がありますが、当たり前のことですね!

「痛てっ」と声は出ますが、我慢できます。

医師には切除した部分の説明や順調に手術が進んだことが報告されました。そして、明日には起きて少しづつ歩行のリハビリ開始と伝えられました。

今この状態でできるの?と思いながら、弱々しく、「はい」とお返事

  本当に不安でした

妻と両親が家路につきそのまま眠りにつきました

   この日は終了です。

妻と両親!スタッフの皆さんありがとうございました

   お疲れさまでした

自分じゃなく周囲の人が頑張った日です

        感謝!!

それにしてもいっぱい切ったんだなー

コメント