退院後の思い!がん手術1か月目の自分を正直に言います!今回は弱音の嵐です。

ガン発覚

この時点での私の肉体スペック

2017年10月中旬

  • 身長168cm
  • 体重68㎏
  • ウエスト78cm
  • 血糖値 薬服用にて 120前後

2017年春と初冬と比べると

  • 体重で12㎏マイナス(80㎏)
  • ウエスト10㎝マイナス  実際は14㎝くらいマイナスとなった。(92㎝)
  • 血糖値 150ポイント以上マイナス(平均260前後)

いい感じに痩せました。

健康であれば身体の軽さを感じ晴れやかに喜ぶものであるが…

実際は、心はボロボロ、身体もフラフラそんな表現がこの時点での分かりやすい私の現状でした。

やつれました。

現実の姿

 

実はこれまでは社会復帰ができて、立ち直れる喜びを周囲に表してはいましたが、

本当は、死の事が頭のほとんどを支配していました。

ガンと宣告されてからどう死と向き合い、迎えるかしか考えていませんでした。死んでしまったら、マンションはどうなって、子供たちの進学は、妻の今後や…

無理もないと考えます。というのは、ガンに対しての無知と、身体の現状を考えるとネガティブにならざるをえなかった。
良くなる兆候が目に見えなかったからです。

手術の痛みは徐々に減っていきましたがそれ以外の部分は悪くなる一方でした。右肩の痛み、強烈な怠さ、ボーっとしている状態。めまい、筋肉痛、息切れ、動悸。

鈍い私にでもあの世から誘われているように思えます。

これはいかん!

ガン=死  いつまで持つか?

そんなことが頭から離れませんでした

 

皆さんこれで前向きになれますか?

今までが健康体そのもので、20代に負けない仕事量をこなし、そんな生活を20年くらい続けてきた自負がある。
想像もできない状況に陥っていました。どんなにだらしない人生でも、肉体だけの強さには自信があったのです

しかし、

身体もダメダメじゃん!

絶望を意味します。唯一の自慢が…

そんな仕事復帰直前の真の私でした。

子供のような知識とガラスのようなメンタルで構成された私の心には、余裕と言うものが全くありませんでした。

追い打ちをかける!

 

そんな弱気になった言い訳をさせてください。

もし1つだけの病気であれば少し、いや相当楽だったでしょう!
抗がん剤に慣れたことで少し楽になったと思えば、オシッコが出なくなりお腹が張る。飲食をセーブすると血糖値コントロールがおかしくなる。抗がん剤と食事の関係がおかしくなり、精神的に不安定なる。精神的におかしくなると治療自体に疑問を感じたり、要らぬことに苛立ったり、生きることに疑問を感じ始めたり…

エンドレス地獄に陥る。

試しに通勤時間の満員電車に乗ってみた。立っていられない…

優先席に座り老人や妊婦さんの好奇の目にさらされる。

闘いました!

寝たふりするしかない。間接的に言われたこともある。いい若いもんが…

 

   そんなに若くないけど!

休み休み会社の最寄り駅まで倍の時間がかかった。

 

おまけに着替えにも倍の時間がかかるし、見た目でも薄くなった頭やまゆ毛は元気をなくす材料となった。オシャレを自負している自分としては…

いつも帽子を目深にかぶった不審なオヤジ!

本を読むにも目がかすみ、男性機能も落ちてきた
全く今までと違う自分を生きているようで、

  何をどうしろってんだ!!

 

病院にいた時に学んで、考えていた事なんてできやしないじゃないか!

身体が言うことを利かないんだから!
まっすぐ前を向こうとしても身体も心もうつむいてしまうのだから…

帰りの電車なんて一両に俺一人なんてこともある
    耐えられるのか? お前に…

これ以上の困難も間違いなく待っているぞ!

お前に何ができるのか!

 

そんなお前になにができる?

何もできないだろうよ!周りに迷惑だけかけていくだろうよ!

 

でも、

今までよりもっと孤独になって、考えがまとまった。

  • こんな生き方は自分しかできない事、
  • 苦しんでも悩んでも現実は変わらない事
  • 楽しい事も多くあった事
  • その時は必ず来る事
  • その時までに何かを成し遂げる事
  • 身体の事は諦める

そして、

いきなりこれからをトップギアで走り抜けることにしました。

欠点だらけの人間だけど、これが私。

かっちゃんなのです。

ああスッキリした!愚痴を聞いてくれてありがとう

 

 

 

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