高額の医療費を支払ったので
いきなり大腸ガンと糖尿病を宣告されて治療を行い、医療費の明細書だけどんどん増えていった。
否応なく我が家の経済状況を顧みなくてはいけなくなった。医療費もこれから先どのくらいかかるか見当が付かない。
実際いつもの年より医療費は15倍は掛かりました。
こうなるといつ他人事として考えていた確定申告をして、払い過ぎた税金を返してもらわなくてはと思ったのです。
確定申告について
確定申告のイメージは、お金持がやるものと思っていました。全く未知の世界の話で、そのくらい低レベルの知識でした。
いえ!今でも超低レベルを維持していますが…
たくさんのお金が還付されると思ってきっちりネットで検索して、必要な物、情報を集めました。
ホームページや動画にも同じ内容のものが沢山あります。その中で自分と相性が合ったものが存在するので、基本ページを見つけて作業を進め、補助ページで無い部分を補う。パソコンと携帯の2台を平行に見ながら作業を進めました。
そんな形で学習することをこの確定申告の作業で学びました。
この後の勉強シーンでは、この方法を駆使して効率化しています。
途中自分の作業が信頼できるのか迷い、本屋さんで確定申告コーナーで一冊本を購入しました。結局確認作業程度に使用し無駄に出費をしてしまいました。
これは無駄な作業になりました!
終わった現在も正解なのか不正解なのか分からない。
ただ、税務署からお金が戻ったので大きな間違いはなかったのだろう。
金額が多い方に間違っていてほしかったな!
確定申告した感想を一言
もう一度言いますが、初めて確定申告でした。
その為に使った時間は明確にしておきます。
書類をもらいに行ったり、調べたり、計算、関係書類集めなどでほぼ12時間かかりました。
関連書籍の購入費用で約1000円。慣れない事と、戻った金額と対比すると時給換算で時給380円程でした。
計算して割り出された還付金が思惑と一桁違ったので
約4500円!戻った金額だけを見ると損した気分になってしまいますが、あとで調べると住民税が医療費控除をすることにより安くなるらしいのです。
これによって、
しっかり調べ上げる大切さを学びました。
このあと、車庫証明の手続きや、ガン保険の手続きなどで知っていることにより得することがたくさんある事を知って、ネットで調べて自分で申告してもらえるものを貰い、節約できる事を削る作業をしました。微々たる金額ですが、まとめてみると結構大きい金額になるのです。
確定申告をして学んだこと
少し税金に対して、お金を稼ぐことに対して、見直す機会が出来たことには確定申告作業に対して感謝したい。
それにしても私は分からない事が多すぎる!
私が知らなかった事をまとめてみました。
詳しくはこちらをご覧ください!
♦控除とは…税金を語る上で重要な考え方。
ある金額(所得)から一定の金額を差し引くことをいう。その金額に税金がかかる。
この控除が適用されるとその分収める税金が少なくなる。
良くこの制度は改正されるから調べよう!15種類位あるそうです。皆さんがよく知っているのは住宅ローン控除ではないでしょうか。
医療費控除として予防は該当しないらしい。
治療が対象である。医師から薬を処方してもらうと適用される。
例えば、薄毛の治療や、男性のED治療などにも適用される。
通院治療、入院などでの交通費も医療費控除の対象です。これからの医療は自宅療養が多くなりますから…
医療機関によってはクレジットカードによっての支払いが可能です。このときも支払った金額は当然医療費控除の対象なのだそうです。カードなのでポイントもつくので支払い可能の病院ではカードの支払いも選択肢の一つです。
♦確定申告とは…1年間の収入に対して支払わなくてはいけない税金を確定させて税務署に収入などを申告すること。この確定申告で次の年の住民税や健康保険料が決まる。自分で必要なのか考えて行うか決める。(必要な人と必要でない人がある)
会社で働いている人は、会社が給料から差し引いて税金を納めてくれています。普通に生活している会社員のほとんどが確定申告の必要はない。
しかし、それ意外の方、
例えば個人で会社やお店を経営している人や、年収2000万円を超える会社員、
年末調整でできない控除もある。収入元が複数あるとか、は確定申告が必要となる。
♦年末調整とは…毎月の給与から
おおよその所得税が引かれています。
しかし、
給料もいろいろ変動します。(給料が下がったり、家族が増えたり)そこで年末にその税金の調節を行い正しい税金額を出し、
プラスマイナスを清算します。お金が戻ったり、足りない分を請求されたりします。年末に書類を書いて生命保険のハガキなど出しますよね!
♦源泉徴収とは…給料から会社の方で税金を天引きし、国に税金を納めてくれること。
♦年金とは…この制度には20歳から60歳までの全員が加入しなくてはならない。老後の生活を国民みんなで支えてあげましょうという制度。現役世代が保険料を負担し、高齢者の方々にお金が(年金)支給されるのです。65歳から受け取れる。
自分が支払った分を貰えるわけではない。
♦介護保険とは…介護が必要な人に費用を給付してくれるもの。国民が保険料を負担して、必要な人に給付するシステム。
40歳になると介護保険に加入義務があり保険料を支払わなくてはいけない。自分も支払っていて知らなかった。
将来お世話になるかもしれない。
♦免責とは…本来責任や義務を問われることを免れること。しなくてよい。支払わなくてよくなる。
♦e-taxとは…範囲はありますが、国税に関する各種の手続きをインターネットを利用して手続きが行えるシステム。申告書を電子データの形式で送信する。次回確定申告をするときはチャレンジしてみます。
♦セルフメディケーション税制とは…しっかりと健康診断などを受けている人(健康の保持増進や疾病の予防に取り組んでいる人)が所得控除を受けられる制度。
対象となる市販薬(領収書に書いてあります)を家族の購入分を含めて年間12000円を超えて購入した人が確定申告で所得控除が受けられる。
このセルフメディケーション税制か、普通の医療控除を受けるかは自分の掛かった医療費によって変わります。
皆さんは当然知っていることかもしれませんが、私は知りませんでした。
税金や年金はこちらから
申告しないと戻らないものが多いらしい。
多くの人は制度を知らないか、その金額と効果を比べてやらないのかどちらかでしょう。
私たちが支払わなければならない税金は多いし、払わなければ催促が待っている。
しかし、
戻るお金はこちらからアクションしなくてはならないものが多い!
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